JB64 / 74 ローダウンキット 本格始動 新型レカロ RCS 発見!

いよいよです!

JB64/74のローダウンキット、開発が本格始動です!

2年前から、JAWS山本さんのデモカーにて、すでにテストは始めていました。

減衰力も何度かやり直し、最終バージョンが完成済み。

ただ、当社側で確認するためのクルマが無く、1年近く中断。

ジムニーを注文しようとしても1年以上かかると言われ、あちこち探し続けていたのです。

ようやく開発車両ゲット!

ローダウンキットを含め、新製品開発を再開。

現在発売中のジムニーのパーツはすべて、京都のオートファクトリー代表、後藤社長のおかげ。

新車発売直後の車両を一年近く提供してくださったのです。感謝です。

今回、キャンセル待ちでやってきたのはお借りしたクルマとまったく同じ色!

嬉しい。この色大好きなんです。

間も無く、車高調の装着を開始予定。

ただのローダウンではなく、JAWSさんがドリフトでも使えるようなしっかりとした減衰力とスプリングレート。

課題はダウン量。乗り心地やスポーツ性能を保ちつつ、なんとか5~6cmダウンまではもって行きたい。

来月より発売開始となる、ダミーリベットタイプのフェンダーも装着します。

市場では新型のローダウンは少ないので、関連するパーツやアクセサリーも検討します。

車両を手配してくださったのはカワイ製作所、川居相談役。

当社が必死になって探していたのを知っておられ、キャンセル待ちを譲っていただきました。

お礼を伝えに事務所に。

なにやら必死に考え事。

「どうしようか~、400万超えるのかぁ…」

お!新型レヴォーグだ!え!?400万超え?

「STIの話やゾ。それにしても1.8Lターボで400万超え。オプション次第で600万という話も聞いたが、バックオーダーが殺到。開発用に買うかどうか、思案中やねん」

今はこんなハードパーツまでオプションであるのか。

アフターパーツ業界の仕事が喰われて行く…

「ええタイミングに来たな、コレもみていけよ」

えらく個性的な形のシェル。どこのだろ?

「レカロの最新モデル、RCSや」

え!?レカロ!?

「来月1日から施工される道路運送車両法対応の『シートベルトリマインダー』内臓タイプや」

りまいんだー?あ!ようするにシートベルト装着警告音か!

「最近のクルマの助手席は、着座センサーが感知して、シートベルト警告音をだすやろ。それが完全義務化。シートを交換する場合、その機能が必要になるということや」

(あくまでも2020年9月1日以降に発売のクルマという意味でしょう)

それにしても違和感ありあり。レカロSPGの世代にとっては、もう宇宙人にしか見えません(笑)

カワイ製作所さまでは、シートレールの検査書類対応のため、早速、破壊検査の準備に入っています。


ここからはいつもの備忘録。

商品開発とは無関係。

先日、本格的にトライアスロンを始めたイーカスタムさんの水泳顧問に就任。

お盆に小型プールで特訓をしてきました。

先週、大会本番だったので、泳ぎのフォームの確認撮影で同行。

その時に乗せてもらったベンツにビックリ。

下取りで、1世代前の車両とのことですが、ほぼ自動運転!

おかげで赤穂の会場までの2時間弱、あっという間。技術の進歩は凄い…

無事、水泳顧問の仕事を果たしてきました。

スイム1km、自転車30km、ラン10km。

私と同世代やそれ以上の方も多く、ビックリしました。

アウトドアのイベントなので、人同士の距離をとり易く、非常に安心。

クルマのレースやイベントも、しっかりと距離をとって屋外でやるものは、萎縮せずに開催して欲しい。

水泳顧問のご褒美に、赤穂の高級温泉旅館でランチをご馳走になることに。

貧乏ヒマなしは、普段のご馳走がマックなので、超嬉しい!

旅館もコロナに対する意識が高く、入館時に体温検査と消毒。

食事の場所も、半個室で、広々していますが、それでも数席離すよう配慮が嬉しい。

接客も当然マスク装着。

コロナ対策を意識しておられることが感じられると「また次、来よう!」と思わされます。

あ…、ワタシ、自前でここに来れる程のお金もってません(汗)…

ははは…

テレビの報道や政府のお達しは、どこかちぐはぐ。

ワタシ個人は、経済よりもコロナ感染対策優先派。

そんなワタシでも、今回のトライアスロン主催団体さまや、お食事を提供してくださった旅館のように、綿密かつ柔軟に対応されてる姿を見ると、なんとか両立できるかも、と期待させられます。

コロナ渦で、仕事があることの幸せを実感。社会心理学での講義を思い出しました。

「働くことは、対価を得るための手段。同時に、所属感を満たし、自己の成長の場であり、人間の繋がりを得られる。働かなければ孤独になるということ。そして、労働は自分が社会の役に立つ人間だという自尊心に繋がる」

実験で、二人に同じ額を毎日支給。一人には毎日数時間の作業をさせる。もう一方には何もさせない。

すると、仕事をしなかった人間の精神に問題が発生し、著しく自己否定をするような結果に。

仕事するのはお金のためではあるが、同時にヒトと繋がり、そして、誰かに喜んでいただく喜びをこちらも頂く、と言うことなのです。

え?ワタシ??

当然仕事♥ラヴ!!

(「ウソつくなっ!」って声が担当先から聞こえてきそう)